快適な人工芝グラウンドを維持するために
人工芝は他のサーフェイス(土、天然芝など) と比較して、維持メンテナンスが容易ですが、全くのノーメンテナンスでは、劣化が早く、快適な環境が維持できません。
適切な使用と管理者様、専門業者のメンテナンスで、快適なグラウンドの維持が可能です。
管理者様によるメンテナンス
ごみ、汚れの除去と充填材の補充
- 局部的な凹み(特にPKマーク、コーナーキック付近) を点検して適宜充填材を補充してください。
- 枯葉、紙くずなどを取り除いてください。
- 汚れなどがある場合、水と中性洗剤で洗浄してください。汚れが除去できない場合は、弊社にご相談ください。
- 入口付近に混入した土などを除去してください。
- 全体を点検して、剥れ(特にライン部分)、芝葉抜けなどが無いか確認してください。発見した場合は、すみやかに、 弊社へご連絡ください。
- 弊社指定のメンテナンス機械で充填材をほぐし、固化を抑制してください。
お勧めする道具
- 左から、熊手、デッキブラシ、竹箒。
清掃、洗浄、充填材補充にマルチに使える、 基本的な道具です。 - 枯葉の清掃やトラックの清掃の迅速な作業が可能。
人工芝専用メンテナンスマシン
充填材の固化を抑制する 人工芝専用メンテナンスマシンです。
- スプリングレーキにより充填材表層を動かすことで充填材の締め固まりを遅らせ適度なクッション性を維持します。
- レーキの後ろのブラシがほぐした充填材の“擦り込み”と“ならし”を行ないます。
- 単純な構造のため、故障が少なく耐久性があります。
- 操作が簡単なため、すぐに作業ができます。
- 小型のため収納スペースを節約できます。
メンテナンスマシンの後部に取付け、走行するだけで落葉などが清掃できます。
メンテナンスマットを牽引し、芝目を整え、全体に浮いたチップを沈めます。
専門業者によるメンテナンス
プロの技術と道具でメンテナンス
- 管理者様によるメンテナンス項目をプロの技術と道具で実施します。
- 回転ブラシにより、全体の不陸を整えます。
- 振動ブラシにより、芝葉の起毛を行います。
- 固化が進行した部分の充填材の入れ替え。
- 石灰などによる白線、マークの簡易除去作業。
- 仮設物(テント、椅子など) 撤去後の復旧。
- 管理者様へメンテナンスのアドバイス、提案。
- 剥れ、破れ部分の補修・復旧。
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回転ブラシによりグラウンド全域の凹凸を調整します。
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振動ブラシによりグラウンド全域の芝葉を起毛します。
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レーキにより、グラウンド全域の充填材をほぐし、適度なクッション性のあるサーフェイスに戻します。
人工芝メンテナンススケジュール
ベストコンディションを保つ定期メンテナンス
定期的なメンテナンス計画がベストコンディション維持に有効です。
管理者様によるメンテナンス
1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 | 8年 | 頻度 | |
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清掃 | 日常作業 | ||||||||
充填チップの 部分的な補充 |
随時 | ||||||||
所有のメンテナンス マシン走行 |
随時 |
専門業者によるメンテナンス
1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 | 7年 | 8年 | 頻度 | |
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グラウンド全域の点検 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 1~2回/年 |
専門機械による ブラッシング |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 1~2回/年 |
充填チップの 全面補充 |
- | - | - | - | ○ | - | - | - | 1回/5年 |